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移動の概念を変える4年間にわたる
アバターロボットムーブメント「ANA AVATAR XPRIZE」が決勝を迎え、
優勝チームが決定しました

News Release

2022.11.06

移動の概念を変える4年間にわたる
アバターロボットムーブメント「ANA AVATAR XPRIZE」が決勝を迎え、
優勝チームが決定しました

 

全日本空輸株式会社(代表取締役社長:井上 慎一、以下「ANA」)がスポンサーとなり、avatarin株式会社(代表取締役CEO:深堀 昂、以下「avatarin㈱」)とパートナーシップを締結しているグローバルな非営利財団、XPRIZE財団※1が運営する賞金レース「ANA AVATAR XPRIZE※2」の決勝戦にて「NimbRo」チーム(ドイツ)※3が優勝しました。本イベントはアバターの活用等を通じて社会的な課題解決への貢献を目的としたレースで、決勝戦は米国カリフォルニア州ロサンゼルスにて現地時間11月2日から5日まで開催されました。

 

優勝チーム「NimbRo」は、世界中から17のファイナリストチームが集まった公開テストイベントの終了後に、XPRIZE審査員団によって選ばれました。複数の新技術を統合し、物理的な非自律型アバターシステムを開発し、オペレーターが遠隔地の環境において、あたかもそこにいるかのように見たり聞いたり対話したりすることができるようにしました。

 

ANAは、2016年からカリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置くXPRIZEのパートナーとなっています。2018年にANA Avatar XPRIZEを共同で立ち上げた後、アバターシステムの展開とコア技術の進歩を先導するために、新たなスピンアウトベンチャーであるavatarin㈱を設立しました。ANAグループの最終目標は、成長するアバターエコシステムを支援し、次世代のグローバルモビリティインフラを確立して、世界中の社会的課題の解決に貢献することです。

 

◆XPRIZE CEO Anousheh Ansariのコメント

NimbRoの活動は、時間と距離を超え、医療アクセスから災害救助まで、人類の緊急課題に対処するアバター技術の驚くべき可能性を示しています。今回のファイナルテストイベントは、テレプレゼンスのパワーを何千人もの人々と共有し、さらに世界中で何百万人もの人々と共有できるエキサイティングな機会でした。参加チームの素晴らしい作品と、技術の限界を果敢に押し広げようとする努力に感謝します。

 

◆ANA取締役執行役員 矢澤 潤子のコメント

ANA Avatar XPRIZEは、アバター技術がいかに社会や人々の生活の向上に貢献することが出来るかを体感できる象徴的なイベントです。NimbRoや他のファイナリストの企画に代表されるこれらのイノベーションが、より繋がりのある世界を実現するというANAの目標に向けた大きな一歩となることを期待しています。

 

◆avatarin代表取締役CEO 深堀 昂のコメント

これまでANAグループは、2機のヘリコプターから始まり、現在では飛行機を活用してお客様に「移動」を提供してきました。そして、avatarin㈱のもつアバター技術の活用という点において、このANA AVATAR XPRIZEをきっかけに、単にスポンサーとしてではなく、ANAグループが今後グローバルに展開していくにあたり従来のエアラインから、テクノロジーを携えたモビリティカンパニーへと生まれ変わっていくことを目指しています。

業務効率化によるワークリソースの不足などにより、エアラインの高品質なサービス提供の維持が厳しい状況の中、企業として変革が求められています。オペレーション業務とは一線を画すANAならではの優位性のあるサービスを提供するためには、エアラインサービスをデジタル化し、テクノロジー企業の考え方でビジネス展開可能なデジタルトランスフォーメーションが必須であるとavatarin㈱は考えています。

また、アバターという単語を使い始めた2016年から比べて、ANA AVATAR XPRIZEを通じて形成してきたムーブメントによって、アバターという単語が世の中に少しずつ定着してきました。内閣府が主催する我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指す「ムーンショット型研究開発事業」においてもアバターがテーマに採用されており、avatarinも参画しています。このように、今後もANA AVATAR XPRIZEによって形成されたこのムーブメントを維持・発展させていくことを目指します。

 

◆これまでの経緯

2016年:パートナー契約を締結、ANAが提案したテーマが次期賞金レースのテーマに
・XPRIZE財団とのパートナー契約※4をスタート(8月)。
・9チームが参加し次期賞金レースのテーマを決める「VISIONEERS SUMMIT 2016※5」にてANAチームが考案した「ANA  AVATAR:地理的・時間的・経済的距離を縮めて世界をつなぎ人類の様々な課題を解決」がグランプリを受賞し、次期のXPRIZE賞金レースのテーマに採用されることが決定(10月)。

2018年3月:賞金レース「ANA AVATAR XPRIZE」を正式発表
・財団との賞金レーススポンサー契約(2017年10月)を経て、財団がSXSW(サウスバイサウスウェスト)の会場において、4年間のグローバル・コンペティションの開催を発表。99チームが参加登録。参考:https://ana-avatar.com

2021年4月:Semi Finalistを発表
・選考に残っていた77チーム中、38チームがSemi Finalに進出。

2021年10月:Finalistを発表
・15チームの決勝進出を発表。

2022年5月:Finalを公開イベントとしてLAXで開催することを発表
・なお、コロナ禍影響でSemi finalを現地参加できなかったチームに対して救済選考を実施し、最終的に5チーム追加の20チームの決勝進出を発表。

 

 

ANAとavatarin㈱は、既存移動手段の課題を解決し、より気軽に(Instant)、よりエコに(Sustainable)、より多くの人々が(Inclusive)、行きたい場所へ瞬間移動できる新たな移動手段を普及させることを目指し、人類の進化に貢献していきます。

 

※1 XPRIZE財団:
人類に利益を与える技術の開発を促進し、世界が直面する課題の解決を目的とした賞金レースである“XPRIZE”を運営している非営利団体。過去の賞金レースとしては、資産家アンサリ氏がスポンサーとなり、民間による最初の有人弾道宇宙旅行を競った“Ansari XPRIZE”や、月面への民間ロボット探査機着陸を競う“Google Lunar X PRIZE”(Google社がスポンサー)など。
https://www.xprize.org/home
※2 ANA AVATAR XPRIZE:
ANAが主催するアバター技術に関する4年間の世界的なコンテスト。人間の感覚や行動、存在感をリアルタイムに遠隔地に展開し、よりつながりのある世界を実現するアバターシステムの開発に焦点を当てたコンテスト。
https://www.xprize.org/prizes/avatar
※3 ANA AVATAR XPRIZE Finals参加チーム一覧:
https://www.xprize.org/prizes/avatar/finalist-teams
※4 ANA NEWS「世界のイノベーションを牽引し続けるXPRIZE財団とパートナー契約を締結」
https://www.anahd.co.jp/group/pr/201610/20161004-2.htmlavatarin NEWS RELEASE「世界を変えるテクノロジー開発を目指すXPRIZE財団とのパートナーシップを締結」
https://about.avatarin.com/info-news/news-release/1151/
※5 VISIONNERS:
従来、XPRIZEが行う国際賞金レーステーマはXPRIZE側で独自に設計・実施していたが、2016年度より初の試みとして外部組織とチームを編成し、約半年間かけて次期国際賞金レースのテーマを設計し、競うコンペ「VISIONEERS」を実施した。

 


 

◆avatarin株式会社について

avatarin株式会社は、「アバターを、すべての人の、新しい能力にすることで、人類のあらゆる可能性を広げていく」というミッションを掲げ、2020年4月1日にANAホールディングス発の初めてのスタートアップとして設立されました。先端技術を基に人類の様々な課題を解決する新たなサービスをスピーディに開発、提供して参ります。

また賞金総額約10億円の国際賞金レース「ANA AVATAR XPRIZE」を2018年より立ち上げ、81カ国820チームを巻き込みながら新たなアバター市場を形成するためのグローバルムーブメントを先導しています。

(URL: https://www.xprize.org/prizes/avatar

 

◆アバターとは

avatarin社が考えるアバターとは、社会課題解決のために開発した遠隔操作ロボットです。ロボティクス、AI、VR、通信、触覚技術などの先端技術を結集し、遠隔地に置かれたロボットをインターネット経由で操作して意識・技能・存在感を伝送させ、人々が繋がりコミュニケーションおよび移動、作業を行うことができます。私たちはアバターを次世代モビリティおよび人間拡張テクノロジーと考えています。

 

◆avatarin(アバターイン)とは

「avatarin(アバターイン)」(URL:https://avatarin.com/)とは、既存移動手段の課題(環境負荷、身体的負荷、コスト、距離的制約、時間的制約、精神的ストレス、インフラ整備、外的要因、衛生リスク、国交など)を解決すべく考えた、新たな移動サービスです。体を移動させず人の意識と存在感のみを伝送し、リアル空間を検索して瞬間移動することができるプラットフォームです。

「avatarin」ブランド動画 URL: https://youtu.be/fVJ995DSyic

 

◆サービスコンセプト

avatarin社は移動を拡張する3つのポイント「Instant -インスタント」、「Sustainable -サステイナブル」、「Inclusive -インクルーシブ」に注力し、新たな移動手段を提供します。これにより、飛行機などの「プレミアムな移動」に加え、アバターを活用した距離や時間を短縮できる「ライトな移動」を組み合わせることで、より多くの場所を訪れたり、より多くの人に出会うことが可能になります。家族での毎年の旅行などはプレミアムな移動で、毎週、様々な場所を訪れるにはアバターを活用したライトな瞬間移動で。既存の移動方法とライトな瞬間移動を組み合わせることで持続可能となり、より多くの人々が、より自由に移動できる未来のライフスタイルの創造を目指します。

(URL: https://about.avatarin.com/about/

 

◆newme(ニューミー)とは

「newme(ニューミー)」(URL:https://biz.avatarin.com/)は、「avatarin」プラットフォームを介して、体を移動させずに人の意識と存在感を伝送する新たな移動手段です。移動したい場所にあるnewmeを選択して、見て、話して、歩きまわることができます。既存のコミュニケーションツール(ビデオ通話やWeb会議システム)などとは異なり、自分の意思で好きなタイミングで遠隔地の空間を動きまわることができます。

newme紹介動画 URL: https://youtu.be/KtL9X5QKC5Y

 


 

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