学芸員が解説するヴェネチアン・グラス特別企画展鑑賞ツアー
開催中の「炎と技の芸術ーヴェネチアン・グラス至宝展」の見どころを、学芸員があなただけに解説します。
体験の詳細
ルネサンス期にヨーロッパのガラス工芸を席巻した繊細優美なヴェネチアン・グラス。
開館25 周年を迎える箱根ガラスの森美術館では、これまで開催した展覧会の中から皆様の記憶に残る名品を厳選し「炎と技の芸術 ヴェネチアン・グラス至宝展」を開催しています。
ヴェネチアン・グラスの源流となった古代ローマ時代のガラス器から、16~18世紀の黄金時代を彩ったエナメル彩やレース・グラスのゴブレットやコンポート作品、20世紀後半にピカソやシャガールなどモダンアートの巨匠たちとコラボレーションしたコレクションまで、ヴェネチアン・グラスの歴史を紐解く名品の数々を一堂に集めました。
あわせて、ヴェネチアン・グラスからインスピレーションを受け、その技法を受け継ぎ新たな作品を生み出している4人の現代作家の作品もご紹介しています。
アバター体験のガイド
箱根ガラスの森美術館学芸員
専門分野:・ガラス工芸史 ・美術館教育普及 ・美術館学
ヴェネチアン・グラスの魅力と美術鑑賞の面白さを、子どもから大人まで、たくさんの方に知ってもらえるよう、美術館の教育普及活動に取り組んでいます。
施設について
箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館(館長:岩田正崔)は、日本初のヴェネチアン・グラス専門美術館として、平成8年(1996年)8月8日に神奈川県箱根町に開館しました。中世ヨーロッパの雰囲気が漂う館内では、15~20世紀に作られた繊細優美なガラス作品を常設展示と特別企画展によって紹介しています。